2015年09月12日

禅寺東林院 精進料理教室その2


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またまたこんにちは。
本日2回目の投稿・禅寺東林院 精進料理教室の続きです。

午前10時から始まる精進料理教室。
私達が作るお料理は全部で3品。

9月のお料理教室のお献立は
・にんじんのひりょうず
・かぼちゃの梅煮の豆腐あんかけ
・えのきたけの枝豆和え

頂くときには和尚さんが作られたお料理も一緒に並べていただきます。

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レシピの前に、この日の日程です。
日程

まず禅宗では「和合茶礼」と言って、様々な行事のけじめとして、
和合をはかるために、1つのお釜で沸かしたお茶をいただくそうです。
みんなでお茶を飲み、争いの無いように、
その一期一会の出会いを大切にという意味だそうです

この「和合茶礼」は行事の始めと終わりに行われるそうです。

そして御料理を作る前に、有難いご法話があります。
このご法話で、久しぶりに初心に帰ることが出来ました。
というのは、子供が生まれる以前から私のモットーとしていることは
食品添加物を極力抑えたお料理を作るということ。

食品添加物の害は、まだ結婚する前から両親に教えられました。
今の時代いろいろな形で口には入ってきますが
出来るだけ家で食べるもの、外で食べるものも
自然な形の物を食べるようにと心がけてきましたが
夫婦2人になって、また年齢も重ねたこともあり
最近はゆるゆるになりつつありました。

お出汁は鰹と昆布でとるのを基本としていますが
でもごくたまにですが、市販のお出汁を使うこともあります。
この食品添加物は、薬だということを忘れないようにという和尚さんのお言葉。
病気・怪我をしたときは薬は大切だけれど
煮物は3日もたつと腐ってくるし、
私達人間でさえ、3日もすると腐るから火葬にする。
そのうち腐らない人間が出来て、
世の中ゾンビでいっぱいになるのは?というユーモアを交えてのご法話でした。

腐らないということは、すごく不自然な事。
その分沢山の薬を添加することに寄り
賞味期限がのびたりしていますが、その反面
アレルギー社会になる現象が現れている。

これって、子供たちが生まれた時に勉強して
知っているはずだったし、また知っているから
子供たちには無添加の物、
そして子供たちが好きな牛乳は、牛の餌からこだわったものを選んでいたり
もちろんお肉(牛・豚・鶏)もどんな餌を食べて育ったのか、
お野菜はもちろん無農薬。
このモットーを元に、毎日の食材選びをしていました。
でもさいきんはゆるゆるになりつつあるので
この日に初心に戻ることができました。

子供が小学生の時には、
「○○のお母さんは健康オタク?」なども聞かれたりしたそうです(笑)
でもそのおかげで、娘は離乳食が始まったときにでた
大豆アレルギーも、知らない間に無くなっていました。

このことで、食べることがいかに大切かを分かっていたのに
最近はゆるゆる・・・
もう一度仕切り直しですね。
だって、私達の体のどの部分も
血・骨・皮膚・髪全ての物が
自分が食べた物からできている
と思うと
食べる物って本当に大切ですね。

このことは、子供たちには小さい時から聞かせ
大人になって外食するときも、体に良い素材の物を選べるように教えてきたつもりです。
特に女の子は結婚したら家族の健康を任されるのですから
娘にはこの話をよくしました。

精進料理とは少し話が外れてしまったので
元に戻しますね。

精進料理について
「食も修行のうち」といって、膳の教えを踏まえた食事法で
日本の風土と材料を生かしくふうされたものが、現在の精進料理である。

精進とは、肉や魚を避けるだけでなく、
”不殺生戒”の心を一歩進めて、野菜、果物であっても口にするからには大切にするという心、
”生かす心”に目覚め、親切丁寧に思いやりの心を持って、旬の物、素朴な材料を使って
自然の姿・形・色などを無駄のないように、最大限に活用する。
それが自然の”いとなみ”と”めぐみ”に感謝する心となる。
<寺のおばんざい>より抜粋

レシピの初めに、このように記されています。

季節に出まらる身近で素朴な食材でと言うことは
生命を生かすということに繋がる。
生きるということは何かの生命に生かされているということを
決して忘れてはいけないのですね。
食材を大切に生かしきるということは
その食材が口に入るまで、食材の作り手の絶え間ない努力
水・太陽・土そしてその食材を料理してくれる人のことを大切にする心に
全てが繋がっていくのですね。
その生かしきるということが、全ての根本だということを
最近の私は忘れていた気がします。

「このお米1粒も、お百姓さんが八十八夜の手間暇をかけて育ててくださるから
私達の口に入ることができる。一粒一粒のお米を大切にしなさい。」

幼いころより、このように毎食話をしてくれた両親・祖母の心を思い出しました。

そして
”無駄を省いて、手間を省かず”
この言葉にハッとしました。
ず〜っと私の大切にしていたことなのに
最近は手を抜くことが多くなってしまっていて反省バッド(下向き矢印)

ありがたいご法話の後にレシピの説明があり
それから各4人の班で調理開始です。

料理教室

そして出来上がったものをお膳に載せて運び
綺麗なお庭の見えるお座敷でみんなで頂きます。

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目の前にはこんなに素敵なお庭が広がっています。

料理教室庭(東林院)

ちょうど厨房とお座敷に通じる廊下に
”水琴窟”があり、耳を傾けてみると
とっても清らかな、綺麗な音が楽しめます。

水琴窟 モザイク

禅宗ではお食事をいただく前に「般若心経」と「食事五観文」を唱えて
自分を戒め、万物に感謝の気持ちを現すのですが
和尚さんが、早く食べたいので「般若心経」は省きますねと言うことで
「食事五観文」だけを唱えました。

「食事五観文」
1 一つには、功の多少を図り、彼(か)の来処を量る。
  食事にはいかに多くの人の手数と労力がついやされているか、
  そにお苦労を思い、天地自然の恩恵を忘れてはならない。
2 二つには、己が徳行の全欠をはかって供(く)に応ず。
  自分の人格の完成を目指し、また自分の務を成し遂げるために食事をする。
3 三つには、心(しん)を防ぎ、過貧等(どがとんとう)を離るるを宗(しゅう)とす。
  食べ物に対して不平や不満を抱かず、飲みすぎ、食べ過ぎの貪る心を起こさないよう、
  食事は心の修行である。
4 四つには、正に良薬を事とするには、形枯(ぎょうこ)を療ぜんが為なり。
  食事は飢えや乾きをいやし、心身の枯死を免がれる良薬と思って、
  決しておろそかに食べないという心、平和な心持で食する。
5 五つには、道業を成(じょう)ぜんが為に、将(まさ)に食(じき)をくうべし。
  人として正しく生きることを成就するための食事であることに対して
  反省と感謝の心を持ち、新たな誓いを心に持ち行うこと。


そして和やかな食事タイムが終わり
厨房にもどってみんなあと片づけをした後
最後に「分散茶礼」があります。
その日にご縁があって集まった人たちが
最後にもう一度一緒にお茶を共にして
それぞれの生活に戻っていくというのが「分散茶礼」です。

誰とでもお友達になる私。
この日もお二方と仲良くなり
アドレスの交換をしました。

そしてお寺を後にする前に気がついたのが
井戸の上に置いてある沙羅のお数珠。

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その前には、凛とした素晴らしいお庭が広がっていました。

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それではお待たせしました。
次の記事にこの日作った、精進料理をご紹介させていただきますね。

2回に記事を分けるつもりが、沢山書きたいことがあり
3回になってしまいました。
本当はまだま書きたいことがありますが、この辺でやめておきますね。

それでは精進料理のお料理へつづく〜


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posted by いちご at 10:41| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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